まなびとプロジェクト

第67回まなびとプロジェクト(講師:山下貴司衆議院議員)を開催しました。

投稿日:2017年05月17日

開催日:平成29年5月11日

講 師:山下貴司 衆議院議員

テーマ:「よくわかるテロ等準備罪」

 5月11日(木)、まなびとプロジェクトを開催しました。今回は、自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)の会員約60名を対象に、法務省時代に国際刑事企画官として多数の条約交渉を担当していた山下貴司衆議院議員を講師に迎え、「よくわかるテロ等準備罪」をテーマに、国会で論戦が続く組織的犯罪処罰法案について講演と質疑応答を行いました。
 山下議員からは、犯罪情報共有などの国際協力のための国際組織犯罪防止条約(TOC条約)を既に187の国と地域が締結済であり、未締結国である日本には他国からも締結を急ぐよう要請があること、「現行法下では、例えば犯罪集団が水道に致死性ではない毒物を混入する計画を立てて準備している証拠があっても、事前に防ぐことはできない」という現実や、「同法案は、そもそも旧民主党政権が準備を進めていた法案の処罰要件を更に厳格化したものであり、民主党政権時代も、その必要性を認識していた」ことなど、同法案の背景について説明がありました。
 続いて、同法案で処罰対象となるには、「①重大な犯罪の実行を目的とする犯罪集団であること」「②処罰対象となる犯罪に関して、団体としての意思決定や役割分担などの計画があること」「③その計画に基づいて準備をしていること」をすべて満たす必要があるので、巷で言われているような「正当な活動をしている労働組合やNPO」「居酒屋で上司を殴るという同僚の相談」「ただの花見」「町内会の保安林でのキノコ採り」は、すべて条件を満たしていない=処罰の対象外であるという説明がありました。
 最後に、同法案は、「(同法案を成立させテロ対策を整備するという)国際社会からの要請に応え、目の前で起きつつある組織犯罪を事前に防ぐために必要なものである」と強調し、その後、出席者やネット視聴者からの質問に答えていきました。

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