第4期「ひょうご政治大学院『自民ひょうご未来塾』」第4回講座が開催されました

- 兵庫県
- 開催
- 2022年9月 3日
- 講 師:
- 第1講座 平井 まち子 神戸市会議員
第2講座 林 健太 明石市会議員
- テーマ:
- 第1講座 「現場から見た『政治分野の女性活躍』」
第2講座 「若手議員の役割」
9月3日(土)、第四期ひょうご政治大学院(自民ひょうご未来塾)の第4回講座が開催されました。冒頭、政治大学院副学長を務める藤田孝夫県連幹事長と安達和彦県連総務会長が挨拶し、藤田幹事長は、第2次岸田改造内閣の発足に伴い西村康稔県連会長が経済産業大臣として再入閣にしたことに伴い、県連規定に従って県連会長を退任、後任に前文部科学大臣の末松信介参議院議員が就任したことを報告し、受講者には「身近な話を参考にして目標に向かって頑張ってもらいたい」と語り、次いで安達県連総務会長は自分の初立候補当時のエピソードを紹介しつつ、「先輩の背中を見て勉強してほしい」と激励しました。
第1講座では、平井まち子神戸市会議員が「現場から見た『政治分野の女性活躍』」のテーマで話しました。平井氏は、2005年神戸市長田区補欠選挙で29歳で初当選、2年後の本選挙で10票差で敗れた後、4期連続当選を果たしており、神戸市会副議長、自民党市議団政調会長などを歴任しています。神戸市会で女性議員が占める割合は、初当選時は72人中9人(12・5%)、現在は69人中15人(21・7%)と推移していることを示しつつ、「政令市の自民党では、女性ゼロのところもある」と道半ばである点を指摘しました。次いで「女性議員は、子育て応援などの分野だけでなく、性別に関係なく様々な分野で責任を分かち合える当事者として、女性が声を上げてこなかった分野でも社会に貢献できることが目標」と期待を示し、議員としての本旨を説きました。
第2講座では、県連青年部長の林健太明石市会議員が「若手議員の役割」と題して講演しました。林氏は、丹波市生まれで大阪出身、縁の無かった明石市で起業し、その2年後、市議初挑戦、以後2期連続当選しています。こうした背景を説明しつつ、①議員の役割②議員への期待③新人が選挙で選ばれるためについて述べました。
まず、議員は、調査権、議決権などの権利とともに、「市民の幸福を追求し、市民の声を政治に反映させる」という義務があり、「慣例化した仕組みなどの転換のためには、順序を追って説明し、賛同する仲間を増やして行動に移す」ことを主眼としました。
議員への期待は、地域課題の解決にあるとしたうえで、「一つひとつ、成果を着実に出していくこと」と地道な取り組みの必要性を訴えました。
質疑では、ポスターづくりなどについて質問が出され、「ポスターを見て投票する人が多く、写真映りにはこだわるべき」などと助言が出されました。


