第3期「自民党 静岡県政経塾」を開講しました(講師:深澤 陽一 衆議院議員)

- 静岡県
- 開催
- 2022年9月10日
- 講 師:
- 第1部 本田 悦朗 元内閣官房参与 元スイス特命全権大使
第2部 深澤 陽一 衆議院議員
- テーマ:
- 第1部 「日本経済、アベノミクス、世界情勢」
第2部 「厚生労働大臣政務官と政務活動 マイノリティな課題への取り組み」
9月10日(土)、「自民党静岡県政経塾」を2部構成で開催しました。
第1部は、元財務官僚で、2012年4月~2015年3月まで静岡県立大学で教鞭をとられた本田悦朗 元内閣官房参与が講師を務めました。
本田元参与は、安倍元総理が2012年12月に総理に返り咲くと同時にデフレ経済を克服するために取り組んだアベノミクスを内閣官房参与として支えた経験を踏まえ、「マネタリーベースとマネーストックを高める金融緩和策」や「インフレターゲットの導入」によって「一人当たりの実質GDPのアップ」と「雇用改善と失業率の低下」に導くリフレ政策についての話題や、財政出動と債務比率に対しては成長率の方が遥かに重要、といった内容について事細かに解説がありました。
中身が濃く、時間が足りなかったことで「生産性と賃金」や「格差問題と給付付き税額控除(ベーシックインカム)」について、充分な時間が取れなかったことが残念でなりませんでした。
第2部では、第2次岸田内閣発足に伴い、令和3年11月から約10か月間厚生労働大臣政務官を務めた深澤陽一衆議院議員が講演を行いました。
マイノリティーな政策課題への取り組みとして、「経腸栄養コネクター製品の切り替えに係る方針の一部見直し」と「虐待を受けた大学生等への生活保護適用のための働き掛け」について、政府側の人間でありながらの表裏と、政府側の人間だからこその働き掛けについての話がありました。
政治は、多数派のためだけの政策では絶対的な弱者を救うことは出来ないという性質上、様々な案件に真摯に向き合う姿勢が必要とされますが、まさにその一端を垣間見ることが出来た講座となりました。
詳細は下記をご覧ください。
自由民主党静岡県支部連合会 公式サイト


