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まなびと塾 - 第9回まなびと夜間塾を開催しました
第9回まなびと夜間塾を開催しました
- 投稿日:2020.08.20
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- 開催
- 2020年8月19日
- 講 師:
- 元日本大学法学部教授・現代史家 秦 郁彦 先生
- テーマ:
- 満州事変から太平洋戦争へ
8月19日(水)、「2020まなびとスコラ・オープン講座 日本の近現代史から学ぶ憲法 『まなびと夜間塾』」の第9回講座が行われました。今回も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Web会議システムでのリモートと収録での開催となりました。
講師には、元日本大学法学部教授で現代史家の秦郁彦先生を招き、「満州事変から太平洋戦争へ」と題して講演いただきました。
秦先生からは、1853年のペリー来航から幕末・明治維新を経て、1952年に締結された日米安保条約までの年表を元に、日本の近現代史を俯瞰しながら解説され、特に「満州事変から太平洋戦争にかけての軍部の考え方」「日本の海軍と陸軍の対立」「米国に対する当時の日本全体の認識の甘さ」「米国では当時は親中派が多かったこと」などを詳しく話しました。そして講座の最後には、「日米開戦時には国際的に見て、『持てる国=英米中ソ』と『持てざる国=日独伊』のブロック形成された総力戦であったが、しかし1941年の時点で日独伊の敗北が決まっていた」と述べました。数多くの著書を執筆する中で、膨大な史実の検証や史料の解読などを長い間続けられてきた秦先生の講演は、一言一言、大変な重みがありました。
講座後、出席していた正副学院長やWebにて参加の塾生からも多くの質問がよせられ、予定の時間を大幅に超える講座となりました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/hwnlSYJ-ym4
講演録は下記をご覧ください。
2020.08.19 第9回「まなびと夜間塾」秦郁彦先生.pdf







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