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第21回まなびと夜間塾を開催しました
- 投稿日:2021.01.20
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- 開催
- 2021年1月15日
- 講 師:
- 前嶋 和弘 上智大学総合グローバル学部教授
- テーマ:
- 「大統領選挙以降のアメリカの東アジア政策」
1月15日(金)、第21回目の「2020まなびとスコラ・オープン講座 日本の近現代史から学ぶ憲法『まなびと夜間塾』」を開催しました。
講師には、昨年の11月11日以来、2度目となる前嶋和弘上智大学総合グローバル学部教授をお招きし「大統領選挙以降のアメリカの東アジア政策」と題してご講演いただきました。
前嶋先生は、「前回講演した11月11日は、バイデン優勢ではあったが、勝者が確定していなかった。そして来週には、正式にバイデン氏が大統領に就任されることになっている。そこで、バイデン民主党政権は、トランプ政権が世界でも孤立を招いてしまったため、その修復に尽力すると思う。『同盟国重視』『環境』『人権』等が外交政策の主軸になると思う。従って、離脱したパリ協定やWHOなどにはすぐにでも再加盟すると思う」とバイデン政権の基本姿勢を述べられました。
また「『日米関係』に関しては、ソフトパワーを重視し、国務省や国防省などによるボトムアップ型の交渉や政策決定過程に戻ると予想され、日米双方とも信頼できる関係者が多数存在するので、同盟関係の修復、深化・進化は安心だと思う」と話されました。
そして「対立激化した『米中関係』については、バイデン政権でも宿敵の構図に変化はない。しかし、環境政策などを例に歩み寄りがなされるかもしれない」。「そして、『世界の警察』を維持できない米国の存在は事実なので、中国、韓国、北朝鮮等の周辺諸国の動向と10年後の日米関係がどのようなものになっているのかを今から考えておく必要がある」と解説されました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/PAIVBvFoUWc





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