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- 第2期「まなびと夜間塾」第10回講座(講師:フリージャーナリスト 田原 総一朗 氏「岸・池田総裁時代」)
第2期「まなびと夜間塾」第10回講座(講師:フリージャーナリスト 田原 総一朗 氏「岸・池田総裁時代」)
- 開催
- 2021年6月 3日
- 講 師:
- フリージャーナリスト 田原 総一朗 氏
- テーマ:
- 「岸・池田総裁時代」
6月3日(木)、第2期「まなびと夜間塾」「まなびとスコラ・オープン講座・憲法に学ぶ『この国のかたち』」の第10回講座を開催しました。講師には、フリージャーナリストの田原総一朗氏をお招きし、「岸・池田総裁時代」と題してご講演いただきました。
田原先生は「私は大学を卒業して就職したが、『安保反対』のデモに毎日参加していた。今では『60年安保』と呼ばれている。しかし、学生運動はしていたが、安保改定の中身については全く知らなかった。それよりも、岸信介総理について、戦前回帰をイメージしたことが強かった。岸総理は東條内閣の大臣であり、公職追放されていた人物であることなどが影響していた。しかしその後、吉田総理が締結した旧安保条約は、日本の防衛義務が無いなど、占領政策の延長だった。それを岸総理は、日米対等であるべきだとして、日本の防衛義務と地位協定を締結して日米で事前に話し合える双務的なものに変えたのだ」と岸内閣と60年安保をについて述べられました。
そして、「安保改定後に岸総理から池田総理に交代するが、当時は『政治の時代』から『経済の時代』と呼ばれるように『所得倍増計画』を強力に推進し、その後の高度経済成長へとつながる成果をもたらした。しかしその後の内閣では、憲法改正や自主憲法制定といった自民党の党是が後退してしまった。改正する必要があると思うのであれば、堂々と国民に向けて議論すべきだと思う」と、池田内閣以降、今日につながる自民党の姿について解説されました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/WI9foWvQslY
講演録は下記をご覧ください。
2021.06.03 第2期・第10回「まなびと夜間塾」田原総一朗先生.pdf
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