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第4期「まなびと塾」第3回講座(講師:小林 鷹之 中央政治大学院副学院長)
- 開催
- 2023年3月14日
- 講 師:
- 小林 鷹之 中央政治大学院副学院長
- テーマ:
- 「経済安全保障、エネルギー安全保障」
3月14日(火)、中央政治大学院主催の公開講座・第4期「まなびと塾-学校では教えないけど日本として大切なこと-」の第3回講座を開催しました。
冒頭、主催者の有村治子中央政治大学院学院長から、「岸田内閣は、初めて経済安全保障について専任の担当大臣を置き、その初代の大臣が小林鷹之副学院長だ。岸田総理がそれだけ小林副学院長の専門性を最重要だと思っていた事が分かる。そして昨年末、総合的安全保障政策として『防衛3文書』を策定したが、そこには『国力』について、外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力の5つが定義されている。私は加えて『人口規模』と『国民性・国柄』も必要だと思う」と述べ、「安全保障政策とは国益や国力を維持していくことだ」と挨拶しました。
講座では小林鷹之副学院長が講師を務め、「経済安全保障、エネルギー安全保障」と題して講演しました。小林副学院長は「去年の5月に経済安全保障推進法を決めたが、そこには経済安全保障の定義が書かれていなかった。私は担当大臣を経験した立場から、自民党は『経済安全保障の全体像』を示した。そこには(1)経済力強化・持続化、(2)わが国の自立性の確保、(3)不可欠性の確保・維持(自国に無い資源の確保)、(4)公正な競争環境、(5)戦略的広報の確率、(6)インテリジェンス、(7)体制の整備、(8)経済安保を担う人材育成を挙げている。中でも最重要なことは、『わが国自身の基軸となる考え方』を決めたら、過度に海外依存することなく、国際情勢によって右往左往しない姿が重要だ」と解説。更に「エネルギー安全保障については、『電力は社会・経済活動の根幹』であり、『経済成長に不可欠なインフラ』だと定義し、今後益々電力需要が増える中、電力供給は原子力も含めてバランスがが大切だ」と述べ、最後に「私が目指すこの国のかたちは『国益を第一』に『保守の思想』を大切にしていく事」と発言しました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/XQ8_9WkhtCk
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