
- 開催
- 2020年7月17日
- 講 師:
- 現代史家 大木 毅 先生
- テーマ:
- 「第一次世界大戦とアジア情勢」
7月17日(金)、「2020まなびとスコラ・オープン講座 日本の近現代史から学ぶ憲法『まなびと夜間塾』」の第6回講座を開催しました。本日から、塾生の皆様に党本部にご来場いただくことを再開する予定でしたが、新型コロナウイルス感染が再拡大の兆しを見せていることから、今回も講座収録とさせて頂きました。
また新たな試みとして、Web会議システムを利用し、参加予定だった塾生に講座の様子をライブ配信するインターネット講座を行いました。
講師には、現代史家の大木毅先生を招き「第一次世界大戦とアジア情勢」と題して解説いただきました。大木先生からは、「第一次世界大戦は、それまでの戦争と大きく異なり、『国家総力戦』の様相となった。つまり社会・経済・イデオロギー等の国家の全て、全国民が参加する戦いへと変貌した。これに耐えられない国家は、ドイツやロシアの様に、革命を経て違う国家となる」と第一次世界大戦の特徴について述べられました。そして、それまでの外交関係も変革したとして、「旧外交」と「新外交」についても解説されました。日本はそうした国際情勢の変革を理解できなかったことから、海軍軍縮交渉や日英同盟の解消、日米関係の対立等、国際的に孤立化する過程も解説されました。
講演後、参加していた中谷元中央政治大学院学院長、宮澤博行副学院長、大岡敏孝副学院長はじめ、Web会議システムで講座を視聴していた塾生からも闊達な質問が寄せられるなど、大変、有意義な講座となりました。
詳しくは下記動画をご覧ください。
https://youtu.be/y6bHbcUuNvIo
講演録は下記をご覧ください。
2020.07.17 第6回「まなびと夜間塾」大木毅先生.pdf





